■2003年02月28日(金)
家族会・四国ブロック研修会
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昨日から今日にかけて徳島市内の千秋閣を舞台に行われた「家族会・四国ブロック研修会」に参加してきました。あっぷるを両日臨時休業しての大会参加、家族やメンバー、そしてスタッフ全員出向いての研修機会となりました。いつも恒例のこの大会、使い慣れた眉山会館が閉鎖という事態もあり、今回は全く初めての場所での開催、四国四県から総勢400名を越えての参加者、会場に入りきらない人が廊下に列をなしての大盛況の両日でした。家族会活動や家族の方が営んできた大きな歴史とその意義、家族のみが何処かで背負い続けてきたその大きな荷物と「しんどさ」、市町村という新しい時代の幕開けと共に、法や施策の充実がその負担を軽くしつつあるのか、障害者地域共同作業所から社会福祉法人への移行の問題も絡めて考えなければならない、分岐点のような「今」があります。
愛媛の徳永さんや高知さんかく広場の武田さん、懐かしい人との再会の時間は単なる温故知新ではなく、絶えず転がりゆく事のためのプレステージとして、互いの状況交換やこれからを模索していく際の留意すべき確認など、いくら時間があっても足らない程の話を色々と交わしゆきました。「地域生活支援」と言葉にすれば簡単な事であっても、まだまだ「実」の部分としてどう構築していくのかは急務の課題とも言えるような「地域の実情」も山積みされています。多数集まった家族の方々が、少しでもゆるやかに、そして親無き後の事柄を憂いなく語れるような、そんな時代への扉に足をかけていける私たち自身であればと願うばかりです。 徳島県精神障害者家族会連合会事務局の美馬さん、並びに県家族会の皆さん、大会へのご尽力本当にご苦労さまでした。明日はHEARTLANDの社会福祉法人化について語った「分科会」の報告も含めて綴ってみたいと思っています。 | | |